MASAMI's columnは下記URLへ移転しました。
http://www.bluecadillac.net/masamiweb/?page_id=12




2013年01月06日

POP MUSES

写真.JPG
子どもから老人に至るまで綺麗な人が随分増えた
今では考えられないが
僕は子どもの頃夏に洗濯を干している上半身裸の老女を見たことがある(笑)
田舎に住んでいたからかな
子ども心にショックで自分の母親には何時迄も女性でいて欲しいと思った
子どもも家に引きこもっていた子は少なかった
たいてい外を走り回っていたものだ
現代社会が物騒になったり
日本人の侘び寂びも含めた常識も随分変わった
鼻を垂らしながら遊んでいる子はあまり見かけないし
男女問わず個性を活かした年齢の積み重ねをしている
僕はそれに肯定的だ

こんな記事を読んだ
「ミューズにしてもモナリザのような深みも大人の女性も知性も求められていない」
という内容で現代女性が表層化白痴化して記号のように感じるということだ

が決してそうは思わない
むしろ自分らしくありたい
若々しくいたい
美しくなりたい
そしてフィジカルの重要性に気づく人もいるし情報処理能力に長け知性を磨いている人もいる

時間に追われる日々の中で自分を見失うことを忘れないように
美容だけではなく
趣味 楽しみ 息抜きを見つける
みんなそのための時間を作る努力もしている
「瞬間」を生きるのに長けてきている

「分人」という考え方もあるが
家庭 会社 恋人 友人…一人の人間でもいろいろな顔がありトータルして個は形成されているということだ
確かに人により印象はそれぞれ違うが当たり前のことだ
太古からそうだったに違いない

音楽に置き換えてみよう
それぞれの土地に根付いた音や言語は確かにある
それを「ドレミファソラシ」で括ったヨーロッパのクラシックは偉大だ
ひとつの基準を作った
ロックの歴史はたかだか60年くらいだからエンターテイメントの中でも新しいものだ
ネット社会になり急激に時代のスピードが加速し
最早最先端などないほど情報は溢れている
自分が自分でいるためには嗅覚や実体験で音楽を作っていくしかない
後は好みの問題だ
この類の話になるとよく出るのはラモーンズというバンドだ
1974-1996 までひたすら8ビートを刻み続けた
着ている服も変わらなかった
まるでアメコミのようなイメージのまま休むことなく作品を作り続け世界中を飛び回っていた
そして主要メンバーは誰もこの世にはいない
ラモーンズの手法や生き様が是か非かは好みだ
音楽性が高いわけでも技術力があったわけでもない
個人的には誰にも真似できないことをやったバンドだと思う
極める観点が独自でそれを貫き通したことを評価している

ミューズというと女性限定になってしまうけど
男女限らず「今」を活きている人々を支持します
自分もそうあるよう精進します

では アディオス

☆鈴木マサミ☆
posted by MASAMI at 01:08| colum | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
画像の無断転載禁止 Copyright © SUZUKI MASAMI All Rights Reserved.
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。