浴衣姿の人たちを見ると特にそんな感覚になる
何かが始まりそうな気配に
ちょっぴりワクワクする
どこからともなく花火の音も聞こえる
オリンピックの開会式以来
「Hey , Jude」
をよく口ずさむ
どうしてあの曲だったのか
ポール自身の選曲だったのか
名曲は言葉やメロディーが時空を超え
多種多様な意味を持ち始める
時代を超え歌われ続け
呼吸し形を変化させていくのだ
一般的にはジュリアン レノンに捧げられた曲として認識されている
これは的外れではないだろう
その他にもジョン自身に向けた曲だとか
ヘロインのことを書いたものだとか
ユダヤ人を励ます歌だとか
はたまたある小説の主人公がモデルになっている等
面白いほどの解釈をされている
事実として興味深いのは
ポールの2008年のイスラエルでのライブでこの曲は大合唱になり
その日にはジョンレノンの「平和を我らに」まで演奏したということだ
詳細までは分からないが
ポールは意図的にセットリストを組み立てたのだろう
そうだとしたら
この曲はもはや人類愛を描いていると後世に伝わるに違いない
ビートルズ研究家達が見逃していること
この曲の最も偉大なところは歌詞そのものよりも
後半のあの単調とも云われるリフレインなのだ
少なくともポールそしてジョージマーティンは分かっていた
でなければあの長いリフレインは早めにフェイドアウトしていたはずだ
さぁ、あのリフレインを口ずさみながら寝よう
♪ na~nananananana~♪
Forever Green Mind
☆鈴木正美☆
Hey Jude / The Beatles / 1