初夏、紫陽花の季節だ。
小さな花を円形状に束ねた姿をあちらこちらで見かける。
植物学的には、真ん中にある小さな種のようなものが花で色の入っている部分は萼のようだ。
この集合体で一輪だと思って話を続けさせていただく。
紫陽花を見ていたら、小さな社会の縮図を連想した。
小さな花が寄り添ってひとつの華になるその様は、
学校のクラス
家庭
職場の部署
サークル
バンド
町内会
…etc.
みたいじゃないか(笑)
僕らは基本的に個であることは間違いないが、
社会的には何らかのグループに括られている。
そしてそこには、自分探しの旅のヒントが無数に転がっていることに気づいた。
季節の変わり目の紫陽花は、
そんなことを考えさせてくれた。
☆鈴木正美☆
Sassafras Roots / Green Day / Dookie