自分を清めるつもりでホワイト・ジーンズを身につけていった。
いくつになっても、弟や妹は可愛い。
頼りないお兄ちゃんでごめんね(笑)
兼ねて両親にも会いにいった。
僕は3人兄弟の長男だ。
記憶にはないが、姉がいたということを母親から聞かされていた。
そのせいか、幼い頃の僕は両親に必要以上に愛された。
人格形成が幼少期と密接な関係があるとすれば、
今の僕には思いあたる節が多々ある。
両親の墓前でそんなことを思った。
父の家系はほぼ自営だ。
会社経営やお店をやっていた。
親戚のこども達をみると変わりつつあるが時代だなぁ、と思う。
対照的に母親の家系はほぼ公務員だ。
堅実に生きる術を知っている。
祖父の代までさかのぼってみよう。
父方は自営から一財産築いた人。
いわば、僕の父がぼっちゃんなのだ。
母方は税務署に勤務する公務員。
真面目で面白い人だった。
僕は父方の遺伝子が強く、
妹や弟は母方の堅実な道を歩んでいるような気がする。
DNAを実感するなぁ。
道中、熱海の梅園に立ち寄った。
昔から観光名所としてあったが、
人口的に作られたものではなかった。
それでも、紅葉や、流れる川や、散歩する人・・・
すべてが美しかった。
僕がこどもの頃のような活気は今はないが、
思い出の地であることも確かだ。
こうして、日記を綴っていて思いだしたが、
高校生時代、僕は熱海の子に恋をした。
同級生だ。
告白もしなかったし、付き合ったわけでもない。
ところが、苗字は思い出せても名前は思い出せない。
顏も思いだせない(;一_一)
唯一思いだすことは、彼女が虫垂炎で入院した時に友人とお見舞いにいったことだ。
あれは、恋じゃなかったのかな?
そんな自分に酔っていただけなのかな?
過去を振り返らないのと、
過去を忘れるのとは大きな違いがあるとすれば、
僕は・・・・笑ってごまかすしかないぜ(^O^)/
おっと、こんな時間だ。
おやすみなさい(笑)
☆鈴木正美☆
BGM See The Sky About To Rain / Neil Young / 渚にて