フェンダーには大きく分けるとジャズ・ベースとプレシジョン・ベースがある。
前者は繊細でトーンも幅広い。
後者は図太い、ベーシックな音がする。
パンク以降はロック・バンドではプレシジョン・ベースが主流だった。
ポール・シムノン、シド・ビシャスの影響もあるだろう。
先日、満園庄太郎君と話していて、若手でプレシジョン・ベースのうまい使い手がいると聞いた。
彼の話をまとめると、ベーシストは歌うほうがいい。ポール・マッカートニーやスティングなどはその典型だ。
で、日本のバンドマンの話になり、THE BAWDIESのROY君のことを聞いた。
弦楽器は使用弦で大きく音が変わる。
今ではラウンドワウンドという、音の輪郭がはっきりするものが主流だ。
ROY '60年代のベース(オイラも欲しい)にフラット・ワウンドの弦を張っているらしい。
’50〜’60年代のR&Bによく使われている音で、派手さはないがボトムを支えるマニア向けの音がする。
庄太郎君からそんな話を聞いたので、機会があれば観たい。
と同時に「売れる」って、そういうことなんだなぁ、とも思う。
僕の周りでも、同じようなこだわりをもったプレイヤーは何人かいる。
が、それほど話題にはならない。
明日の千葉ルック
明後日の吉祥寺ジョイントGB、
僕はスペクターで勝負だ。
お楽しみに〜!
☆鈴木正美☆