ちょっと寂しいなぁ。
俺はビートルズの特別なファンでもないし、
ジョン・レノン信者でもない。
でも、尊敬の念は抱いている。
子どもに「れのん」という名前をつけたくらいだ。
その理由はひとつ。
「LOVE & PEACE」という概念につきる。
それまでの音楽シーンのテーマは恋愛を中心に創作されていた。
もちろん、ジョンも例外ではなかった。
ところが、作風も個人的な恋愛から地球規模の愛に変わっていった。
そしてなにより、それを自分の生き様で表現していった過程は認めざるえないし、
アーティスト自体の在り方そのものを変えてしまったんだ。
アメリカのブルースマンやジャズマン、
ロックンロールも含めて、
基本的に曲作りから演奏まで自分達で表現する「バンド」というものをポピュラーな形で明確にしたのも大きな功績だ。
「バンド」はいつだって俺達のもの。
だから未だに「バンド」に夢中になれる。
永劫不滅のテーマをPOP MUSICから発信したことにより、
ROCK'N ROLL を始めとする音楽は単なる娯楽以上の意味を持つようになる。
そして、「あなたたち一人一人の幸せが周りを、地球を幸せにする」と訴える。
昨日の安藤さんの話でも思ったが、
俺には何ができるのだろう?
頭の悪い俺にもこんなことを考えさせてくれるジョン。
もう一度・・・尊敬します。
★☆★MASAMI★☆★
BGM Any Time At All / The Beatles / A Hard Day's Night